茶道が室内装飾に大きな影響を与えた室町以降、掛軸や屏風、額といった室内装飾における小物は和装建築には欠かせないものでした。しかし近年、そうした掛軸や屏風、襖絵といったものは博物館や美術館、寺院仏閣でしか見る機会がなくなってきました。
絵画は本来祭事または信仰の対象として鑑賞用として、そして墨蹟は、「其の文句の心をうやまい、筆者・道人・祖師の徳を賞玩する」と古伝書南方録にも記されているように、古くから日本人の心の支えの一つとし、『表装という誂えが施され』現代まで受け継がれてきました。
浩悦庵におけるインテリア・デザイン家具部門(KOETSUAN Re-design Project)では、そうした和装小物を、棚や椅子、衝立の一部として再設計し、またこれまでの文化財修復で培ってきた手法や技法、見聞を活かし、心があらわれるような空間をコーディネートする1つのオブジェとして誂え家具を制作致します。
KRP ‐KOETSUAN Re-design Project‐
お手持ちのインテリアの“衣替え”をしませんか?
KOETSUAN Re-design Projectは弊社のインテリア・デザイン家具部門です。お手持ちの絵画、墨蹟、刺繍、ご自身の大切な作品や使わなくなったアンティーク、布地や古裂などなどを、現在のお住まいの空間に合うように、椅子や棚、衝立などの家具の一部として再設計いたします。
【制作例】
個人のお客様
刺繍やパッチワ-クなおご自身の大切な作品をあるいはお気に入りの布地や古裂などを家具や衝立などに誂えいたします。
ご寺院・企業様
普段ご使用されておられます常用道具類(椅子裂張り替えや前机の塗り直し、高さ等)の調整や法事等で使用される応接室のインテリアの提案から製作まで多方面に渡りサポートさせて頂きます。
発注までの流れ
まずはご相談ください。ご希望やイメ-ジ・寸法・ご予算等をお聞かせいただいた上で、イメ-ジに基づいたデザインを作成し、お見積もりさせていただきます。作品の大きさや素材によっては強度や構造の点で必ずしも当初のイメ-ジ通りとならない場合もございますが、その場合は代替案や思い切った変更をご提案させていただきながら、十分な話し合いののちに最終的にご納得いただいた後、製作に入ります。
お見積り等は、お気軽にお問い合わせ下さい。
名称 | 古文化財保存修理 (有)矢口浩悦庵 |
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